90年の春、就職直前の作品です。下宿を引き払う準備の傍ら、ばたばたっと作ったのですが（笑）、その後の、こてこてと時間ばかり掛けた作品と、そう違いはないようで。
シートはエアロクラブのホワイトメタル製。フェイス・カーテン・ハンドルとステップはP.P.モデルのエッチング。あと、レプリカか何かの記事を参考に、コクピットのフロアを少しかさ上げした記憶がありますが、その他は御覧のとおりのストレートです。
キット自体は、コクピット（シート）以外は、今でも見劣りしないと思います（というか、ハセガワがパワー足らな過ぎなんだけど）。細めの筋彫りは、むしろこのキットの美点だと思うし、機首の形状は、まあ、どのキットも一長一短だし。今でも、1000円の旧パッケージを見かけると、時々買い漁ってます。もっとも、同じだけ、別売のシートが欲しくなったりするのだけど。
マーキングはマイクロ・デカール。MA/TACエディションの「F-4海軍型」に掲載された作例に倣い、水平尾翼はスロットなしとしていますが、実は当該機の写真は見たことないです。
