キットは、あっさり打止めになったばかりか、カタログからも消えてしまったハセガワＡＰシリーズの第２作。いずれ、帰ってきてくれるものと期待していたのですが、なんだかもう、1/72自体、真面目にやる気がない(`_')みたいですね・・・
これも古い作品で、工作はどストレート。アンテナ柱もキットのままです。ＭＡの松樹氏の記事には、昇降舵形状のサブタイプ混同とか、ベンチュリー管の欠落とか、いろいろ指摘されていますが、ま、自分の目で見て気にならないことは気にしない、と。
独特のマカロニ模様には、ピースコンのフリーハンドで挑み、ウーフーの斑点と同じくらいしんどい思いをしました。よく見ると、あちこち塗料がちびているのがわかります。
デカールもキットのもの。胴体の白帯は、複雑な曲面にもよく馴染んでくれたのですが、色透けがあるので、塗装した方がよかったでした。
本機のスタイルは「レーサーのようにスマート」と形容されることが多いのですが、こうしてみると、MC200の血をひく胴体などは見事に紡錘形で、コクピット周辺にはかなりのボリュームがあります。日本でDB601がもっと安定して使えていたら、雷電などは本機そっくりになっていたのではないでしょうか？
