ハセガワのキット発売直前の作品。今となっては細々指摘しても不毛ですが、結構あちこちの形状がつらいです。ここでは、レドーム先端を少し詰めた他、レドーム後方、前部胴体下方にパテを盛って、エッジが立つ位置を１フレーム分前進させてあります（当然、機銃口がつぶれるので、開けなおします）。IFRプローブのフェアリングも貧弱なので、エポパテで肉盛りしました。インテーク先端からブリードエア排出口までも同様。一時はエポパテ団子状態でした。異常に分厚いエイペックス（F-14でいうグローブ）は、いかんともし難いです。

尾翼のチェッカー、増槽のレタリング等は手書き。尾翼のエンブレムは、マイクロのF-104G用から。この機体は、NATOの記念塗装機としては趣味のいい方だったので、航空ファンのカラー写真を頼りに、速攻で食いついたのですが、実機はすぐに塗り替えられ、更に派手（但し悪趣味）になりました。西ドイツ空軍機の場合、この手の塗装は往々にして左右非対称なので、もしかしたら、と思っていたら、少なくとも塗り替え後の機体は案の定で、垂直尾翼左面はだいぶ違ってました。

戻る｜模型のぺーじへ｜ギャラリーの目次へ｜おなみどらっがーへ｜次へ
メールはこちらまで｜Mail to here