1960年発売の古典キットです。F4F/FM/マートレット各型の特徴が入り混じったデタラメおおらかなキットですが、基本形状は充分ワイルドキャットしているので、素組みで楽しんでみました。コクピットもエンジンも脚もキットのままです。

「各型入り混じり」ながら、最も近いと言えるのはFM-1／マートレットV（のちワイルドキャットVに改称）。たまたま入手したCAMデカールにワイルドキャットVのマーキングがあったのでこれにしたのですが、赤味の全くないカラーリングはやっぱりそそらないこと甚だしく、激しく後悔してます。

一応下面も撮りましたが、何も見所ありません。

このキット最大（唯一）の売りは外翼の折り畳みギミック。機構も分割線の形状も畳んだ時の外翼の位置／角度も実機とは異なりますが、これを楽しまずに何とする。

えいやっと。

伸ばした時の外翼は、キットのままだと自重で垂れ下がるので、磁石で内翼に貼り付くようにしました。折り畳み位置には一応のストッパがありますがちょっとゆるくて、左翼が下がり過ぎます。

折り畳んだ外翼の断面に見える丸いのが磁石



左翼のピトー管先端が接地しているのがまるわかり

今回は完全にお遊びモードですが、ほんの19年前、タミヤのキットが登場するまで、ヨンパチのワイルドキャットといえばこのキットしかなかったのです。くわばらくわばら。

製作記、書こうと思ってたけどクダラナイのでやめました。

(2013/08/11)

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