2013年12月に復刻版パッケージで再販された旧金型です。新金型の報を待つまでもなく「今更コイツでもあるまい」だったのですが、毎度の個人的な思い入れとちょっとした弾みで購入・製作に至りました。
ネームプレートはこの頃のハセガワ製品の嬉しいサービスです。でも、折角のコンパチキットなのに「５２型」しかないのが^_^;)
発売当時から、カウリング、キャノピー、主尾翼などに指摘のあったキットですが、気の向く範囲で手直ししました。ぱっと見には、そこそこ見られるくらいになったのではないかと思っています。
参考にしたのは、専ら70年代後半のモデルアート。純真な模型少年だった頃に読み耽った懐かしい記事が、大いに助けになりました。
マーキングは「アシタのデカール」から。302空の赤松少尉搭乗機だそうです。
パイロットはファインモールドの「坂井三郎中尉」。あれ？
撃墜マークの位置はマチガイっぽいです。
今回一応の目玉がリベットと外板のウネリ。上面はこんな感じ。
下面。汚し方に根性入ってません。
もうちょっと油シミとか入れないと
コクピットはセミスクラッチになりましたが、計器盤はキットのままです。
カウリングは開口部を狭めて後半を少し削っただけです。リベット打ちは大変でしたが。
カウルフラップの裏側にちょっと自己満足。第３風防のキズはもとからです。
今井氏の真似をして、スピナを太らせてみました。結果、大ボケかましました。
銀ハゲは左舷コクピット周りだけ。やっぱり、もうちょっとあちこちかけた方がいいようです。
41年前、初めて親に買ってもらった「飛行機プラモ」がこのキットでした。ホントは去年の夏に作って、おなみの飛行機プラモ歴40周年記念作品にしたかったのですが、まあ誤差の範囲でありましょう。爾来41年、ちょっとは進歩したかなと思えて、満足しております。
(2016/10/02)
